こんにちは。
最近、旅行といえば、注目されているのが民泊ですが、民泊利用者はとても増えているようです。
その民泊ビジネスで有名なのがAirbnb(エアビーアンドビー)
今回はAirbnb(エアビーアンドビー)Japanの代表取締役、田邉泰之氏に注目してみたいと思います。
とても若くして活躍されているので、経歴など気になるところです。
田邉泰之の経歴
大阪府出身。
1994年に米国の大学を卒業後、ミズノ、マイクロソフト勤務などを経て、2013年にAirbnb(エアビーアンドビー)のシンガポール法人に入社し、日本法人設立に参加。
2014年5月のAirbnb Japan設立と同時に代表取締役に就任。
2002年には、アメリカのジョージタウン大学院にて経営学修士(MBA)を取得。この大学は、アメリカ大統領のビル・クリントンやアメリカ国防長官ドナルド・ラムズフェルドなどを輩出し、2014年のQS World University Rankings の法学部門において世界17位・全米8位にランクされた名門大学です。
Airbnbと関わる事になったきっかけは、 サイトを見た際に「これが普及したら旅がもっとエンタテインメント寄りになるのかな」と感じ、以前MTVの立ち上げに関わった経験から「旅とエンタテインメントの科学反応が起こったら面白いな」と興味を持った事だそうです。
田邉泰之の結婚や妻
田邊代表取締役のプライベートですが、あまり公開はされていませんので、詳しい情報は得られませんでした。
Airbnbとは
Airbnbは宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイトで、個人が登録した物件を宿として容易に利用する事ができるサービスです。
サンフランシスコに本社を置くAirbnb, Inc.により所有、運営されている。2008年に創業し、現在は世界192カ国の33,000の都市で80万以上の宿を提供しており、オリンピックやサッカーワールドカップのような大きなイベント開催時に、宿泊先の選択肢を提供してきた実績もあります。
「世界中の仲間のお家と体験を予約、暮らすように旅しよう」と公式サイトにあるように、世界中のどこでも普通の家に泊まる感覚で現地の人や文化と触れ合う事ができ、ユーザーは家(部屋)の貸し借りを越えた得難い体験と人生の価値をこのサービスを通して見出しているのが人気の理由では、と田邉氏は考えてらっしゃるそうです。
また、田邉氏は「ただの会社でも、仕事でもない。『ムーブメント』なのです」と称しています。
Airbnbは人が集う「プラットフォーム」を提供するだけであり、アセットやノウハウを持たない、とも語っています。
あくまで物件を提供する顧客との「共創型ビジネス」の形を取っており、この企業文化に徹底的にこだわっています。
故に社員とのコミュニケーションを重視し社員一人一人が発信者となる事を育む独自の文化から、2015年には企業情報の投稿サイトglassdoor.com(グラスドア・ドット・コム)により「最も働きたい会社」に選ばれているほど注目されている会社です。
しかし決してトラブルも少なくはなく、法律の整備が追い付いていない事もあり、一般の人々が自宅を共有できるような環境・法整備を働きかけています。
2017年3月10日に日本政府が民泊のルールを定めた住宅宿泊事業法案(民泊新法案)を閣議決定した際には、田邉氏が「この度の閣議決定を大変嬉しく思います」とコメントしています。
今後のAirbnbや民泊が、住宅宿泊事業法案によってどのような発展を遂げていくのか、これからも注目です。